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MESSAGE

ホーム >  メッセージ >  語り継ぐ言葉

アイセロには、代々の社長が社員に向けて語った言葉を語り継いできたキーワードがあります。
アイセロの社員が持つ共通のDNAとは?
その疑問を解く鍵が、この5つのキーワードにあります。

 

“得意に旗を立てよ”

第二代社長の牧野亘宏は、1987年度の入社式において、新入社員に向けつぎのように語っている。

「仕事は、人から無理やり押しつけられたり、いやいや取り組んでいたのでは、決していい結果を得られない。大きな成果を挙げるためには、自分がやってみたい仕事を見つけだし、それに果敢に取り組むことが大切です。」

そして、つねに強い「志(目標)」をもって取り組んでこそ、どんな困難も乗り越えられると説いている。
「得意に旗を立てよ」。この言葉は、自分の得意分野に「強い志」という旗を立てることが、成功への近道であることを伝えている。


“遊べぬ奴は仕事もできぬ”

昔の子供たちは仲間との遊びを通して、お互いを認め合うことや、協力することを学んだ。そして紙飛行機作りやメンコなど、その遊びの得意な子供が遊び方などに創意工夫を加え、より楽しいものにしていた。その楽しさが仲間に認められると遊ぶことがますます面白くなり、新しいことにチャレンジする意欲が生まれ、遊びのリーダー役になっていった。
これは仕事でも同じだ。仕事もお互いを認め合いながらチームワークを大切にし、創意工夫を盛り込みながら、目標達成のためにリーダーシップを発揮することが求められている。面白いから遊ぶ、もっと遊びたいから創意工夫をする、それが評価されるとさらに積極的になる――こうした遊び方のできる人間は、仕事の世界でも“デキル奴”と言われるはずだ。


“出る杭を育てる”

一般に“出る杭は打たれる”と言われるが、アイセロでは「出る杭を育てる」ことを大切にしている。
“出る杭”という言葉に象徴される革新的な発想や独自の能力を認めないのでは、新しい時代を切り拓いて行くことは出来ない。そうした変革へのエネルギーを結集し、一つ一つの目標をクリアして行くことが、可能性をさらに大きく広げるに違いないからだ。
つまり「出る杭を育てる」という言葉は、革新力を大切にせよ、その力を育てよというメッセージだ。出る杭が増えれば増えるほど、アイセロの未来は明るい。


“この指止まれ”

アイセロには、働き甲斐のある職場作りの一環として「社内応募制度」がある。
単なる配置転換の希望に応えるためのものではなく、新しい仕事へのチャレンジを促す制度だ。
ひと言で言えば、“この仕事をしたい人、この指止まれ!”という方式のユニークな制度だ。自分の可能性を広げるため、あるいは得意な分野を見つけるため、勇気あるチャレンジをしてほしい。アイセロはそんなチャレンジャーをしっかりとサポートしていきたい。


“俺がやらなくて誰がやる”

二代目社長 牧野亘宏は、社員一人ひとりに「志」を持つことを提唱するとともに、それぞれの「志」を夢のレベルで終らせるのではなく、「志」を実現するための意欲と、「俺がやらなくて誰がやる」と言える強い責任感を持つことを求めた。
また、他と同じことや、簡単に実現可能なテーマなどに取り組むことを戒め、寝食を忘れて没頭できるほどのテーマを見つけ出すことを訴えた。
そして、「俺がお役に立つのだ。この業界では俺がリードしているのだ」という強い責任感に裏打ちされた物造りの大切さを説いた。

“思いを込めた行動を”

「テニス部が全国大会出場を果たしたのは、強くなりたいというメンバーの“思い”が一つになり、自主的な練習に取り組んだからです」。

平成11年(1999年)の年頭インタビューで牧野亘宏はこのように語っている。さらに、話し方や文章についても、人に何かを伝えるためには“思い”を込めることが重要だと訴え、仕事でも、日々の生活でも同じことが言えると語っている。
例えば工場の人は、より良い製品造りへの“思い”が生まれると、そのための手法を考えるようになる。そこから情報収集や研究が始まり、実践に移して成果を上げていくようになる。成果が上がれば、さらに目標を高く掲げ、新たな挑戦に取り組むようになる――。
こうしたスパイラルの原点が、仕事への“思い”であり、“思い”を込めた行動だ。